
キャッシュレス決済を導入したいけど、どの端末が歯科医院に向いているんだろう?



手数料やレセコンとの連携ってどう選べばいいの?
歯科医院でキャッシュレス決済端末を導入すれば、患者はクレジットカードや電子マネー、QRコードなどから希望する支払い方法を選べます。
特に、インプラントや矯正治療といった高額な自由診療では、現金を用意する負担を軽減できる点がメリットです。一方、端末ごとに決済手数料、月額料金、入金サイクル、対応ブランド、レセコンとの連携可否が異なります。
手数料の安さだけでなく、会計金額の二度打ちを防げるか、保険診療にも対応させるかを確認することが大切です。
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歯科医院向けキャッシュレス決済端末|比較表
歯科医院向けの決済サービスには、歯科特化型、医療機関向け優遇プラン、幅広い業種で利用できる汎用型があります。料金は契約条件や審査結果によって変わるため、以下は2026年10月時点で確認できる情報をもとにした目安です。
| 製品・サービス | 初期・端末費用 | 月額料金 | 決済手数料の目安 | 対応決済 | レセコン・POS連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAYGATE | キャンペーン適用で0円の場合あり | プランにより異なる | 1.98%~ | カード・電子マネー・QRコード | スマレジと連携可能 |
| Clinic POS | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 接続する決済サービスによる | カード・QRコードなど | 電子カルテ・レセコン連携に対応 |
| paylight cashless | 0円 | 0円※ | カード1.0%~、電子マネー2.7%~、QRコード3.3%~ | カード・電子マネー・QRコード | 要問い合わせ |
| SBペイメントサービス | 0円※ | 0円※ | カード1.05%~、電子マネー2.90%~、QRコード1.97%~ | カード・電子マネー・QRコード | 個別確認 |
| stera terminal | 1医院1台まで無償提供 | 契約先へ確認 | 日本歯科医師会会員向け特別料率 | カード・電子マネー・QRコード | POS連携、業務アプリ追加に対応 |
| クリニックPAY | 0円 | 2,000円~ | カード1.40%~ | カード・電子マネー・QRコード | 要問い合わせ |
| Times PAY | 0円※ | 0円※ | カード1.5%~ | カード・電子マネー | 専用管理画面を利用 |
| PayCAS Mobile | 0円※ | 7,000円※ | カード1.45%~、電子マネー1.5%~、QRコード2.0%~ | カード・電子マネー・QRコード | Medicom-HRfシリーズと連携 |
| Square | Square ターミナル39,980円 | 0円 | 対面決済2.5%~ | カード・電子マネー・QRコード | Square POSレジと連携 |
| Airペイ | カードリーダー0円※ | 0円 | 0.99~3.24% | カード・電子マネー・QRコード | Airレジと連携 |
歯科医院向けキャッシュレス決済端末の価格・費用相場


歯科医院がキャッシュレス決済端末を導入するときは、端末代だけでなく、月額料金、通信費、決済手数料、振込手数料なども確認が必要です。毎月のキャッシュレス売上を想定し、年間の総コストで比較しましょう。
端末価格・初期費用は無料から数万円程度
キャッシュレス決済端末の価格は、無料から4万円程度が目安です。端末を無償貸与するサービスやキャンペーンを利用すれば、初期費用0円で始められる場合があります。一方、Square ターミナルのような買い切り型は、本体購入費が必要ですが、月額固定費を抑えられるのが特徴です。
無料貸与型では、最低利用期間や中途解約金、一定期間に決済実績がない場合の端末代請求などが設定されていることがあります。端末代だけで判断せず、契約期間と解約条件を確認しましょう。レシートプリンター、iPad、自動釣銭機、POSレジも導入する場合は、その購入費や設定費も必要です。



導入コストが気になる場合は補助金も検討しましょう。


月額料金・通信費は無料または数千円程度
月額料金は0円から7,000円程度が目安です。paylight cashlessやAirペイ、医療機関向けのTimes PAYなど、一定の条件を満たせば月額料金なしで利用できるサービスもあります。一方、SIM通信や保守、レシートプリンターなどを含むオールインワン端末では、月額2,000~7,000円程度かかるケースがあります。
月額無料でも、医院側でタブレット、スマートフォン、インターネット回線、プリンターを準備しなければならない場合があります。反対に月額有料でも、通信費や端末保守が含まれていれば、トータルでは割安になる可能性があります。既存設備の有無を整理し、必要機器を含めて比較することが大切です。



端末代が無料のサービスと有料のサービスがあります。ただし、無料のものはキャッシュレス手数料が高めに設定されている傾向にあるので、とりあえず無料という選び方ではなく、総コストで比較しましょう。
決済手数料は売上金額の1%台から3%台が目安
歯科医院向け端末の決済手数料は、決済金額の1%台から3%台が目安です。歯科・医療機関限定プランでは、VisaやMastercardなどの手数料が1%台に設定されることがあります。一方、電子マネーやQRコード、特定のカードブランドでは、2~3%台になるケースが一般的です。
例えば、月間100万円を手数料1.5%で決済すると月額負担は1万5,000円、3.24%では3万2,400円です。高額な自由診療の比率が高い医院ほど、わずかな料率差でも年間コストに大きな差が生じます。対象ブランド、年間決済額、医院の規模などの適用条件を確認し、ブランド別の料率で試算しましょう。



導入コストだけでなく、自院の月間キャッシュレス決済予測額をもとに「月額固定費+決済手数料」の年間トータルコストを試算して比較しましょう。
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歯科医院向けキャッシュレス決済端末の選び方


歯科医院向けキャッシュレス決済端末は、手数料の安さだけで選ぶと、必要な決済方法やレセコン連携に対応できない可能性があります。患者層や診療内容、毎月の売上、受付業務の流れを踏まえて比較しましょう。
歯科・医療機関向けの優遇手数料がある端末を選ぶ
決済コストを抑えたい場合は、歯科医院や医療機関を対象とした優遇プランの有無を確認しましょう。paylight cashlessやSBペイメントサービス、クリニックPAY、Times PAYなどでは、歯科・医療機関向けの手数料が用意されています。
ただし、「1%台から」と表示されていても、すべてのカードや決済方法に同じ料率が適用されるとは限りません。Visa・MastercardとJCB・American Expressで料率が異なる場合や、QRコード、電子マネーには通常料率が適用される場合があります。自院で利用が多いと予想されるブランドを確認し、月間決済額を当てはめて比較することが重要です。
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済の対応範囲で選ぶ
患者が利用したい決済方法に対応できる端末を選びましょう。クレジットカードではVisa、Mastercard、JCB、American Expressなど、電子マネーでは交通系IC、iD、QUICPayなどの需要が考えられます。QRコード決済ではPayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYなどが代表的です。
インプラントや矯正治療など高額な自由診療を扱う場合は、カードの分割払いやリボ払い、デンタルローン、オンライン決済への対応も確認しましょう。ただし、対応ブランドが多いほど有利とは限りません。決済方法ごとの手数料、入金日、返金方法まで比較し、自院の患者層に必要な決済手段を選ぶことが大切です。



クレジットカードの対応ブランドが豊富なものから選ぶのが良いです。
歯科用レセコンやPOSレジと連携できる端末を選ぶ
受付業務を効率化したい歯科医院には、歯科用レセコンやPOSレジと連携できる端末がおすすめです。レセコンで確定した請求金額をPOSレジや決済端末へ自動送信できれば、スタッフが金額を入力し直す必要がありません。入力ミスや会計データの不一致を防ぎやすくなります。
ただし、「連携可能」と記載されていても、すべてのレセコンに対応しているとは限りません。API連携、CSV連携、バーコード連携など、データの受け渡し方法も製品ごとに異なります。現在使用しているレセコンの製品名とバージョンを伝え、実際の連携実績、追加費用、保守窓口を確認しましょう。




入金サイクルと振込手数料を比較する
キャッシュレス決済の売上は、決済後すぐに医院の口座へ入金されるわけではありません。月2回、月3回、月6回、最短翌営業日など、入金サイクルはサービスや登録口座によって異なります。材料費や人件費の支払いが多い歯科医院では、入金の早さが資金繰りに影響します。
振込手数料についても、すべての金融機関で無料になるサービスと、指定銀行だけ無料になるサービスがあります。入金回数を増やすために追加料金がかかる場合もあるため注意しましょう。決済手数料だけでなく、入金日、締め日、振込手数料、指定口座の条件まで確認することが重要です。



現在使用しているレセコンの型番を確認したうえで、直接連携可能か、またはPOSレジ経由での連携になるかを事前にメーカーへ問い合わせておくとスムーズです。
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歯科医院向けキャッシュレス決済端末おすすめ10選
歯科医院向けのキャッシュレス決済端末を、費用、決済手数料、対応ブランド、医療システムとの連携性から紹介します。公開料金には適用条件があるため、導入前には必ず個別見積もりを取りましょう。
PAYGATE


PAYGATEは、スマレジが提供する持ち運び可能なマルチ決済端末です。
- クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応
- レシートプリンターを内蔵している
- 4G通信に対応しており院内で持ち運べる
- スマレジと連携して金額の二度打ちを防げる
- 中小事業者向けプランでは決済手数料1.98%から
- 歯科専用の決済端末ではない
- 契約プランによって月額料金が発生する
- 歯科用レセコンとの連携は別途確認が必要
PAYGATEは、カード、交通系IC、iD、QUICPay、PayPay、d払い、楽天ペイなど、主要な決済方法を1台で処理できます。端末にプリンターが内蔵されているため、別途レシートプリンターを設置する必要がありません。
スマレジと連携すれば、POSレジで確定した会計金額を端末へ反映でき、入力ミスの防止につながります。歯科専用端末ではないため、歯科用レセコンから請求金額を直接取り込む場合は、スマレジ for Medicalなどを含めた連携方法の確認が必要です。
Clinic POS


Clinic POSは、医事会計データとの連携を前提に開発された医療機関向けPOS・セミセルフレジです。
- 電子カルテやレセコンとの連携に対応
- 会計金額を自動で取り込める
- キャッシュレス決済端末をオプション連携できる
- 自動釣銭機と組み合わせられる
- 現金とキャッシュレスの売上を一元管理できる
- 単体のキャッシュレス決済端末ではない
- 本体価格や利用料金は個別見積もり
- 連携する決済端末によって手数料が異なる
Clinic POSは、レセコンで確定した請求データを取り込み、スタッフが会計処理をした後に患者が支払うセミセルフ方式に対応しています。自動釣銭機を組み合わせれば、現金の受け渡しを患者側へ移せるため、受付スタッフの負担を軽減できます。
キャッシュレス端末連携はオプションで、クレジットカードやQRコード決済にも対応可能です。レセコン連携と現金・キャッシュレスの一元管理を重視する歯科医院に適していますが、対応機種と総額は見積もりで確認しましょう。
paylight cashless(ペイライトキャッシュレス)


paylight cashlessは、歯科医院に特化したキャッシュレス決済サービスです。
- クレジットカード手数料が1.0%から
- 初期費用、端末費用、月額料金が原則0円
- 電子マネーやQRコード決済にも対応
- オンライン決済やデンタルローンを利用できる
- 歯科医院向けサービスとして導入相談ができる
- 決済方法によって手数料が異なる
- 一部端末では月額料金が発生する場合がある
- QRコード決済は利用開始まで時間がかかる場合がある
paylight cashlessは、歯科医院向けに提供されており、クレジットカードの決済手数料は1.0%からです。電子マネーは2.7%から、QRコード決済は3.3%からとなっており、利用する決済方法によって料率が異なります。
スマート決済オプションでは、患者のスマートフォンへ決済用URLを送り、来院後や遠隔で支払いを受け付けることも可能です。分割払いのデンタルローンにも対応しているため、矯正やインプラントなど高額な自由診療を扱う医院にも向いています。
歯科医院向け決済サービス|SBペイメントサービス


SBペイメントサービスは、日本歯科医師会会員向けの特別プランを用意しています。
- 日本歯科医師会会員は初期費用・月額料金0円
- クレジットカード手数料が1.05%から
- PayPayは1.97%から利用できる
- SIMとプリンターを搭載した一体型端末
- 月2回の入金に対応している
- 優遇料金は日本歯科医師会会員向け
- 契約期間が4年間に設定されている
- 途中解約などでは端末費用が請求される場合がある
SBペイメントサービスでは、PAX A920MAXを利用して、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を受け付けられます。日本歯科医師会会員向けプランでは、初期費用と月額料金が0円で、カード1.05%から、PayPay1.97%から、その他のQRコード2.00%から、電子マネー2.90%からです。
ただし、契約期間は4年間で、期間内の解約や一定期間決済がない場合には端末費用などが請求される可能性があります。契約条件を十分に確認して申し込みましょう。
stera terminal(ステラターミナル)|日本歯科医師会会員向けプラン


stera terminalは、幅広い決済手段を1台に集約できる据え置き型端末です。
- カード、電子マネー、QRコード決済に対応
- 日本歯科医師会会員向けの特別料率がある
- 医院側と患者側の画面が分かれている
- レシートプリンターを内蔵している
- stera marketから業務アプリを追加できる
- 日本歯科医師会への加入状況で条件が異なる
- ブランドによって別途契約が必要
- 据え置き利用には医院側でLAN環境を準備する
stera terminalは、スタッフ用と患者用の画面を備えたオールインワン端末です。端末の向きを変えずに患者が暗証番号を入力できるため、歯科医院の受付カウンターにも設置しやすいでしょう。日本歯科医師会会員向けの特別料率が用意され、端末は原則として1医院1台まで無償提供されます。
ただし、JCB、American Express、Diners Clubを新規で取り扱う場合は別途契約が必要です。具体的な料率も契約状況によって異なるため、対象カード会社へ確認しましょう。
クリニックPAY


クリニックPAYは、病院やクリニックなどの医療機関に限定した端末決済サービスです。
- クレジットカード手数料が1.40%から
- 初期費用0円のサブスクプランがある
- クレジットカード専用とフルセットから選べる
- 持ち運び可能な端末を採用している
- 端末の5年無料保証が用意されている
- 月額2,000円以上の固定費がかかる
- 電子マネー・QRコードは別会社との契約が必要
- レセコン連携は個別確認が必要
クリニックPAYは、決済代行会社のゼウスが提供する医療機関専用サービスです。サブスクプランは初期費用0円で、カード専用コースが月額2,000円、電子マネーやQRコードにも対応するフルセットコースが月額3,920円です。
買い切りプランもあり、医院の運用方針に合わせて選択できます。カード手数料は1.40%からですが、ブランドによって3%台になる場合があります。電子マネー・QRコード決済は別会社との直接契約になるため、窓口と入金管理が分かれる点に注意しましょう。
Times PAY(タイムズペイ)


Times PAYには、クリニックや病院を対象とした医療業種向け特別プランがあります。
- 医療向けカード手数料が1.5%から
- 初期費用と月額料金が0円
- 通信費と振込手数料も無料
- 4G回線付きでWi-Fiがなくても使える
- プリンター一体型で持ち運びできる
- 医療向けプランは問い合わせが必要
- 決済ブランドによって手数料が異なる
- 歯科用レセコンとの直接連携は個別確認が必要
Times PAYの医療業種向け特別プランは、端末代、月額料金、通信費、振込手数料を抑えて導入できる点が特徴です。決済端末には4G回線とプリンターが搭載されており、受付だけでなく診察室や訪問診療先でも利用できます。クレジットカード手数料は1.5%からですが、ブランドや決済方法によって料率は異なります。
医療向けプランはWebから直接申し込む方式ではなく、問い合わせフォームから相談する必要があります。固定費を抑えたい歯科医院の候補となるでしょう。
Times PAY(タイムズペイ) タイムズのクレジット・電子マネー決済サービス
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)


PayCAS Mobileは、カード、電子マネー、QRコード決済に対応するモバイル型端末です。
- 30種類以上の決済ブランドに対応
- SIMとレシートプリンターを内蔵
- Medicom-HRfシリーズと連携できる
- 受付から離れた場所や訪問先でも使える
- 医療機関向けの特別プランがある
- メディコム向けプランは月額7,000円
- 料金や手数料は契約条件で変わる
- メディコム以外のレセコン連携は確認が必要
PayCAS Mobileは、SoftBankのSIMを搭載した持ち運び可能なオールインワン端末です。メディコム利用者向けプランでは、初期費用0円、月額7,000円で、カード1.45%から、電子マネー1.5%から、QRコード2.0%から利用できます。
Medicom-HRfシリーズと連携すれば、会計金額を端末へ送信でき、二度打ちによる入力ミスを抑えられます。歯科医院で使用しているレセコンがメディコムの場合には有力ですが、対象製品や連携条件を事前に確認してください。
Square(スクエア)


Squareは、月額固定費なしで導入できるキャッシュレス決済サービスです。
- 月額固定費が0円
- 対面カード決済手数料が2.5%から
- 売上金の入金が早い
- POSレジや請求書決済も利用できる
- 分割払いやオンライン決済にも対応できる
- Square ターミナルは購入費がかかる
- 歯科専用の優遇プランではない
- 歯科用レセコンとの標準連携は限定的
Square ターミナルは、本体価格39,980円で、カード、電子マネー、QRコード決済とレシート印刷を1台で行えます。登録手数料や月額固定費はなく、対面決済手数料は対象条件を満たす事業者で2.5%からです。
無料のSquare POSレジ、請求書決済、オンライン決済なども利用できるため、院内会計だけでなくキャンセル料や物販代金の請求にも活用できます。ただし、歯科用レセコンとの連携は標準機能ではないため、会計金額を手入力する場合は確認作業が必要です。
Airペイ


Airペイは、iPadまたはiPhoneと専用カードリーダーを使用する決済サービスです。
- 初期費用、月額料金、振込手数料が0円
- カードリーダーを無償貸与
- 幅広いカード・電子マネー・QRコードに対応
- Airレジと連携できる
- 入金回数が最大月6回
- 対応するiPadまたはiPhoneが必要
- 紙の利用控えにはプリンターが必要
- 歯科用レセコンとの直接連携は個別確認が必要
Airペイは、固定費を抑えて多様な決済方法を導入したい歯科医院に適しています。初期費用、月額料金、振込手数料は原則0円で、決済手数料は決済方法に応じて0.99~3.24%です。無料のAirレジと連携すれば、レジ側で入力した会計金額をAirペイへ反映できます。
指定銀行では最大月6回、その他の対応金融機関では月3回入金されるため、資金繰りを管理しやすい点も特徴です。ただし、利用には対応するiOS端末と通信環境が必要になります。
歯科医院がキャッシュレス決済端末を導入するメリット


キャッシュレス決済端末を導入すると、患者の支払い方法を増やせるだけでなく、受付業務や現金管理も効率化できます。高額な自由診療を扱う歯科医院では、支払いの選択肢を広げる効果が特に期待できます。
患者が希望する支払い方法を選べる
キャッシュレス決済端末を導入すれば、患者は現金だけでなく、クレジットカード、電子マネー、QRコードなどから支払い方法を選べます。現金を普段持ち歩かない人や、急な治療で手持ちが不足した人にも対応できるため、利便性の向上につながります。
保険診療の一部負担金についても、クレジットカードや一定の汎用性がある電子マネーなどによる支払いは差し支えないと厚生労働省が示しています。ただし、医院独自のポイント付与や過度な広告には注意が必要です。対応する診療と決済方法を受付やWebサイトで分かりやすく案内しましょう。ajha.or.jp
インプラントや矯正治療など高額な自由診療を提案しやすくなる
インプラント、矯正治療、セラミック治療などの自由診療では、支払額が数十万円以上になることがあります。クレジットカード、分割払い、デンタルローンなどを用意すれば、患者は多額の現金を持ち歩かずに支払えます。
支払い方法の選択肢が増えることで、患者は費用面を含めて治療を検討しやすくなります。ただし、キャッシュレス決済の導入を理由に、必要性の低い治療を強く勧めることは避けなければなりません。治療内容、総額、支払回数、分割手数料などを丁寧に説明し、患者が納得したうえで選択できる体制を整えることが重要です。
会計時間を短縮して受付の混雑を緩和できる
タッチ決済やQRコード決済では、現金を数えたり釣り銭を渡したりする作業が不要です。レセコンやPOSレジと決済端末を連携すれば、請求金額を再入力せずに決済できるため、会計時間の短縮と入力ミスの防止につながります。
診療終了が重なる時間帯は受付が混雑しやすく、会計待ちが長くなると患者満足度にも影響します。キャッシュレス決済とセミセルフレジを組み合わせれば、スタッフは患者対応や予約管理などの業務へ集中しやすくなります。ただし、実際の短縮効果は、レセコンとの連携方法や院内の会計動線によって異なります。
釣り銭の受け渡しや現金管理の負担を軽減できる
キャッシュレス決済の利用割合が増えると、毎日の釣り銭準備、両替、レジ締め、現金差異の確認といった作業を減らせます。スタッフと患者が現金に直接触れる機会も少なくなるため、衛生面を重視する医院にも適しています。
決済履歴を管理画面で確認できるサービスであれば、売上集計や入金確認も行いやすくなります。ただし、すべての患者がキャッシュレス決済を利用するわけではありません。特に高齢患者が多い医院では、現金払いを残しながら段階的にキャッシュレス比率を高める運用が現実的です。



自費診療のカウンセリング時に対応している決済方法や分割払いの選択肢を明示することで、患者様の費用面での心理的ハードルを下げることができます。
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歯科医院がキャッシュレス決済端末を導入するデメリット


キャッシュレス決済端末には、決済手数料や通信障害などのデメリットもあります。導入後に想定外の負担が発生しないよう、毎月の総コストや障害時の代替手段を確認しておきましょう。
決済金額に応じた手数料が発生する
キャッシュレス決済を受け付けると、決済金額に対して1~3%台の手数料が差し引かれます。保険診療では公定価格が設定されているため、手数料分を販売価格へ反映できず、医院側の負担となる点に注意が必要です。
例えば、月間のキャッシュレス売上が300万円で手数料2%の場合、月6万円、年間72万円の負担になります。高額な自由診療が多い医院ほど手数料の影響は大きくなります。カードブランド別の料率に月額料金や振込手数料も加え、年間総額を試算しましょう。手数料だけでなく、会計時間や現金管理を削減できる効果も含めて判断することが重要です。
売上が入金されるまでに時間がかかる場合がある
キャッシュレス決済の売上は、サービスごとに定められた締め日と入金日に沿って振り込まれます。決済から入金まで数週間かかる契約では、売上が発生していても、すぐに材料費や人件費の支払いへ回せません。
自由診療で高額な歯科材料や技工物を発注する医院では、入金サイクルが資金繰りに影響する可能性があります。月1回よりも月2回、月6回、翌営業日入金などのサービスを選ぶと、現金化までの期間を短縮できます。ただし、入金回数の追加や早期入金に手数料がかかる場合もあるため、振込条件を併せて確認しましょう。
通信障害や端末故障が発生すると決済できない
キャッシュレス決済にはインターネット接続が必要です。通信障害、停電、システムメンテナンス、端末故障が発生すると、一時的にカードやQRコードを利用できなくなる可能性があります。特にキャッシュレス専用にすると、会計そのものが停止するおそれがあります。
障害に備え、現金払いを残す、予備端末を用意する、Wi-FiとSIM回線を使い分けるなどの対策が必要です。サポート受付時間や交換端末の発送日数も確認しましょう。障害発生時の案内方法や未収金の処理手順をマニュアル化し、スタッフ全員が対応できるようにしておくことも大切です。
レセコンと連携しない場合は金額の二度打ちが必要になる
レセコンと決済端末が連携していない場合、レセコンで確定した請求金額をスタッフが決済端末へ手入力します。同じ金額を二度入力するため、桁間違いや入力漏れが発生する可能性があります。レセコン上の請求額と端末の決済額が一致しなければ、返金や再決済が必要です。
入力ミスを防ぐには、レセコン連携に対応したPOSレジを間に入れる方法や、領収書に印字されたバーコードから金額を読み取る方法があります。直接連携できない場合は、入力後に別のスタッフが金額を確認するなどの運用も必要です。連携費用と業務削減効果を比較して導入方式を選びましょう。



万が一の通信障害に備え、サブの通信回線(モバイルルーターやSIM内蔵端末)を確保するか、障害発生時の現金会計マニュアルを事前に作成しておきましょう。


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歯科医院のキャッシュレス決済端末に関するよくある質問
歯科医院のキャッシュレス決済では、保険診療への利用可否やレセコン連携について疑問が生じます。導入前によく確認される質問へ簡潔に回答します。
- 歯科医院では保険診療にもクレジットカードを利用できる?
-
利用できます。厚生労働省は、保険診療の一部負担金をクレジットカードや電子マネー、QRコードなどで支払うことは差し支えないと示しています。ただし、独自ポイントの付与や過度な広告には注意が必要です。ajha.or.jp
- 自由診療だけキャッシュレス決済に対応しても問題ない?
-
自由診療のみをキャッシュレス対応とする医院もあります。ただし、患者とのトラブルを防ぐため、保険診療は現金のみであることを受付、院内掲示、Webサイトなどで事前に案内しましょう。加盟店規約の利用条件も確認が必要です。
- 決済手数料が安い歯科医院向け端末はどれ?
-
公開料率では、paylight cashlessがカード1.0%から、SBペイメントサービスの日本歯科医師会会員向けプランが1.05%からです。ただし、ブランドや契約条件で変わるため、自院の売上構成による比較が必要です。歯科領域特化の経営ソリューション
- 歯科用レセコンとキャッシュレス決済端末は連携できる?
-
対応製品であれば連携可能です。直接連携のほか、POSレジやバーコードを介して請求金額を受け渡す方法があります。すべてのレセコンに対応するわけではないため、製品名とバージョンを伝えて確認しましょう。
- 自動釣銭機や自動精算機とキャッシュレス端末は併用できる?
-
併用できます。POSレジを介して自動釣銭機と決済端末を連携すれば、現金とキャッシュレスを一元管理できます。ただし、接続できる端末が指定される場合があるため、既存機器との適合確認が必要です。
- キャッシュレス決済端末の導入にはどれくらいの期間がかかる?
-
申し込みから利用開始までは、一般的に数週間から2カ月程度が目安です。決済ブランドごとに加盟店審査が行われるため、審査状況や書類不備、レセコンとの接続作業によっては、さらに時間がかかる場合があります。



審査や端末の導入手配には数週間から2ヶ月程度かかる場合があるため、開院やシステム入れ替えの時期に合わせて余裕を持ったスケジュールで申し込みましょう。
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